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【Vol.1】2023/0/0

コロナ関連融資の返済ピーク?!

コロナ関連融資の
返済ピーク?!

コロナ関連融資(政府系金融機関のコロナ融資と民間金融機関のゼロゼロ融資との合計)は融資件数238.4万件、融資総額41.9兆円(2022年4月時点)が実行されました。

多くの企業で元金返済が始まっていますが、民間金融機関が融資したゼロゼロ融資の元金返済開始はこれからで、2023年7月と2024年4月にそれぞれ約52,000件が集中しています。

原材料の高騰、人件費の上昇など資金繰りが厳しくなっている中小企業にとっては、今後のコロナ融資の返済開始が資金繰りの負担となります。

コロナ関連融資(政府系金融機関のコロナ融資と民間金融機関のゼロゼロ融資との合計)は融資件数238.4万件、融資総額41.9兆円(2022年4月時点)が実行されました。

多くの企業で元金返済が始まっていますが、民間金融機関が融資したゼロゼロ融資の元金返済開始はこれからで、2023年7月と2024年4月にそれぞれ約52,000件が集中しています。

原材料の高騰、人件費の上昇など資金繰りが厳しくなっている中小企業にとっては、今後のコロナ融資の返済開始が資金繰りの負担となります。

資金繰りが厳しいときの対処法

資金繰りが
厳しいときの対処法

資金繰りが厳しい時の対処法は次の3つです。

資金繰りが厳しい時の対処法は
次の3つです。

❶ 追加融資 ❷リスケジュール ❸借換え

選択肢1の追加融資は、元金返済額が更に増加します。
2のリスケジュールは安定的に返済できるメリットがありますが、
追加融資を受けることは困難となることが多いなど事業継続上のリスクは高まります。

事業を安定して継続するためには、3の借換えが最適な選択肢です。

選択肢1の追加融資は、元金返済額が更に増加します。
2のリスケジュールは安定的に返済できるメリットがありますが、追加融資を受けることは困難となることが多いなど事業継続上のリスクは高まります。

事業を安定して継続するためには、3の借換えが最適な選択肢です。

借換えのメリット

借換えのメリット

借換えとは、新しい融資で今までの融資を返済し、
新しい融資に乗り換えて返済していくことです。

借換えには次のメリットがあります。

・元金返済額の減額が可能

・据置期間を設けることで、一定期間、元金返済を止めることも可能

・リスケジュール先とみなされず、債務者区分が悪化しない

・同時に追加運転資金の借入が可能

借換えとは、新しい融資で今までの融資を返済し、新しい融資に乗り換えて返済していくことです。

借換えには次のメリットがあります。

・元金返済額の減額が可能

・据置期間を設けることで、一定期間、元金返済を止めることも可能

・リスケジュール先とみなされず、債務者区分が悪化しない

・同時に追加運転資金の借入が可能

借換えするために必要な2つのこと

借換えするために
必要な2つのこと

借換えは資金繰りを安定させる有効な手段ですが、
新たな融資を受けるための審査は必要です。

金融機関からの新たな融資を、より有利に、より円滑に受けるためには、
「経営計画などの見通しがわかる書類の作成」
「金融機関との交渉」が重要となります。

借換えは資金繰りを安定させる有効な手段ですが、新たな融資を受けるための審査は必要です。

金融機関からの新たな融資を、より有利に、より円滑に受けるためには、
「経営計画などの見通しがわかる書類の作成」「金融機関との交渉」が重要となります。

★経営計画の作成

今後の収支の見通しや資金繰りの見通しを、
書類にまとめることが必要です。

今後の収支の見通しや資金繰りの見通しを、書類にまとめることが必要です。

★金融機関、信用保証協会との交渉

借換えのための融資は、融資する金融機関と
連帯保証する信用保証協会の審査を
通過することが必要です。

借換えのための融資は、融資する金融機関と連帯保証する信用保証協会の審査を
通過することが必要です。

◆――最後に――◆

今後のコロナ融資の元金返済開始は資金繰りの負担となるかと思います。

資金繰りが厳しい場合については金融機関との打ち合わせも必要になってくるため早めに相談いただくことをおすすめしております。

資金繰りが不安な方や財務についてのお悩みがある方はぜひご相談ください!

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